英会話アプリ Talking Marathon 徹底レビュー ~メリット・デメリットから効果まで詳しく解説~

語学
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英語スピーキングが鍛えられると噂のトーキングマラソン、どんな効果があるのでしょうか?完走まで継続して使用した私が感じたことを、徹底的にレビューします。

7ヶ月かけて2周しました!

約5ヶ月かけて520個のスキットを完了し、その後約2ヶ月半で2周目も完走しました。1日2回はできない日も多々ありましたが、7ヶ月間毎日欠かさず学習しましたよ。最初に出てくる感想としては楽しかった!

トーキングマラソンがどんな教材かわからないという方は、こちらの記事も読んでみてくださいね。

メリット

スピーキングに特化している

まず1つ目のいいところは、なんといってもとにかくスピーキングの練習がたくさんできる点でしょう。英語はちょっと得意だけど、話すのだけは苦手という方も多いのではないでしょうか?私もそうです。このアプリでは、短い制限時間の中でどんどん話すことに重点を置いているので、総合的な英語力向上を目指す教材より、スピーキングに割ける時間が多くなります。

ちなみに、相手の発話の字幕をオフにすればリスニングのトレーニングにもなります。ただ、スピードはゆっくりめで、トーキングマラソンの利用を検討するレベルの方には、リスニング教材としては物足りないかもしれません。

テンポ感が良い

気に入っている点として、解説コーナーや語彙の確認などといったスピーキング以外の要素が少なく、シンプルな作りとなっており、スピード感がとても良くスイスイ進みます。そのおかげで1回の学習時間が短くてすむので、時間を取って勉強するのが難しい忙しい方でも続けやすいです。
各スキットの終了時にスクリプトを確認できるので、解説が全くないのも不安という方も安心です。

よく使われる表現のパターンが身に付く

会話形式の練習だけでは終わらないのがトーキングマラソンです。会話の中で出てきた表現の関連表現をWork Outの中で練習できます。
例えば、今回は”Let’s~”を使った例文を数パターン練習、次は”Why don’t you~?”、今度は”I’d like to~”といった具合です。同じ構文を使った文が5例くらい出てきて反復練習できるので、応用力が身に付き、表現の幅を広げる手助けをしてくれます。

無料で2週間じっくり試せる

無料体験期間が2週間もあるのは、かなり親切ではないでしょうか?2週間みっちりやれば、最大で58スキット分(初日6スキット+2日目以降4スキット×13日)も無料で学習できるので、お金を払って継続するかどうかを判断するには十分だと思います。2022年5月時点で、520のスキットがありますので、無料でなんと全体の約1割をお試しできる計算になります!

ナレーターが複数いる

英語教材では、ナレーターが男女各一人ずつというものも多いですが、こちらはそうではありません。いつもの人なら聞き取れるけど、聞きなれない人の英語だとちょっと…と思うこともありますが、トーキングマラソンには男女それぞれ何名かずつナレーターがいますので、様々な英語に慣れることができます。スピーキング教材ではありますが、こういうちょっとした工夫も嬉しいですね。

スマホ相手なので恥ずかしくない

英語を話すことが得意ではない方にとっては、英会話教室に行ったり、ネイティブスピーカーの方と話したりする時、間違えたらどうしようとか、すぐに返事できなくて会話にならなかったらどうしよう、などといった不安がつきまとうと思います。その点、このアプリでは相手はスマホですので、間違えても口ごもってもなにも恥ずかしいことはありません。何回間違っても練習に付き合ってくれますよ。

月1回のオンライン英会話(25分)付き

トーキングマラソンの有料会員になると、QQ Englishというオンライン英会話のサービスを月に1回受けることができます。25分だけですが、毎日英語を勉強してどれくらい話せるようになったか、実際の会話で試してみることができますね。

デメリット

英語アプリとしては価格が高め(4,378円/月)

とても良くできたアプリですが、一番気になる点は価格が高いことです。独学用のアプリで月額4,000円を超えるのは割と高い分類に入るのではないかなと感じます。オンライン英会話も付いていますが、3,000円以内くらいでできればなぁと思ったり。。。

とはいえ、毎日朝夜2回の学習を継続できる方ですと、4~5ヶ月くらいで完走できます。2,000円程度のアプリを1年間継続することを考えると、決してコスパが悪いとは言えないかもしれませんね。

1日でできる量が限られている

1日で進められる分量は決まっていて、学習しないと新しいスキットが解放されません。ですので最短で完走するには、毎日少しずつ継続する必要があります。今日は時間があるからたっぷり勉強、明日は忙しいからしない、といった使い方はできないのが少し残念です。

もちろん、日によって学習時間に差があるより、毎日続ける方が力になりますので、理にかなったシステムだとは思います。1日10分×2回というのも、うまく隙間時間を活用すれば実現できないことはないため、将来の自分のためを思ってがんばりましょう!

発音の判定は甘め

音声認識で正誤判定をしてくれますが、発音に関しては判定は甘いです。試しに、カタカナで発音してみましたが、内容が間違っていなければ最高評価の”Excellent”が出ました。発音矯正をしたい方は、お手本を真似るなど、自分で努力が必要そうです。

正解パターンが1つしかない

日本語で文章が表示され、英語で発話するトレーニングですが、正解となるのは1パターンしかありません。なので、どの言い方をすればいいのかな?と迷うことは多いです。例えば、「すごいね!」と出てくると、”It’s great!”?”That’s amazing!”?”It’s awesome”?など、どれを言えば正解になるのかがわかりません。私は英会話が得意ではありませんので、出てきた表現を丸ごと覚える!というスタンスでやっていますが、得意な方ほど窮屈に感じるかもしれませんね。

ビジネス表現は少なめ

丁寧な表現やビジネスシーンもないわけではありませんが、主にはカジュアルな表現が中心です。様々な英語に触れることで、結果的にビジネスにも日常にも役立つ英語力が身につくと私は考えていますが、ビジネス英語を集中して学びたい方には向かないかもしれません。

完走してみて感じた効果

7ヶ月間で2周した私が感じる、自分自身の変化についてお話します。

表現の幅が広がった

トーキングマラソンでは難しい単語はほとんど出てきませんが、「単語自体は簡単なのに知らない」という表現にはたくさん出会いました。ネイティブの実際の会話に近い形で会話のトレーニングができたと思います。カジュアルな口語表現に触れることができ、学校の授業だけでは学べない生きた英語が身に付きました。

英語特有の発音が身についた

発音の判定は甘いとお話ししましたが、お手本の英語を真似るように心がけて発話していると、やはり発音の上達を感じました。単語同士がつながって変化する音は英語特有ですが、お手本を聞いて練習することで、そのような音のつながりも身に付きます。これができると、一気にネイティブっぽくなって嬉しいですね!

パッと出てくる英語が増えた

このアプリの売りである、瞬時に発言するスキルももちろん身についたと感じています。
私の場合、普段は英語を話す機会がほとんどなく、実際の会話でどこまで通用するかは未知な部分がありますが、正直なところ、英語ペラペラ!という域にはまだ到達していません。^^;
とはいえ、「こういう時、英語でなんて言うかな?」と思ったときに、パッと頭に思い浮かぶ表現が増えた感覚がありますし、よく使われる短い表現なら、頭であまり考えなくても口から出てくるようになってきたと感じます。

もちろんこれだけでペラペラになるわけではないと思うので、トーキングマラソンでトレーニングした後、実際に会話で使って自分のモノにしていく過程も重要ですね。


ここまで特徴を解説してきましたが、Talking Marathonは短い時間でテンポよく英会話力を鍛えられる、おすすめの語学アプリです。ここまでスピーキングを集中的に、実際の会話に近い環境で練習できるアプリは他にないのではないでしょうか。 画面や操作もシンプルで、楽しく手軽に学習できるのが魅力です。気になる方は、まずは2週間の無料体験から始めてみましょう!

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